サーチコンソールのエラー対処法を完全解説|原因と解決手順まとめ

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サーチコンソールのエラー、放置していませんか?

サイトを運営していると、Googleサーチコンソールから「カバレッジの問題が新たに検出されました」といった通知メールが届いて、ドキっとした経験はありませんか?私はこれまでSEOセカンドオピニオンを通じて、数多くの企業様からサーチコンソールのエラーに関する相談を受けてきましたが、「エラーが出ているけど、何をどうすればいいか分からない」「外注先に相談したら高額な改修費用を提示された」といった声は本当に多いんです。

実際、先日も中堅のECサイトを運営されている担当者の方から「404エラーが500件以上出ていて、SEO会社から”全ページ調査とリダイレクト設定で80万円”と言われたが妥当か?」という相談がありました。詳しくヒアリングしてみると、その大半は過去の在庫切れ商品ページで、実は対処不要なものが8割以上。結果的に、本当に必要な対処だけに絞り込むことで、無駄なコストを大幅に削減できたケースがありました。

サーチコンソールのエラーは、確かに放置すると検索順位やクロール効率に影響することもありますが、すべてのエラーが緊急対応を要するわけではありません。この記事では、WordPressサイトで発生しやすいサーチコンソールのエラーについて、その原因と具体的な対処法を、私の実務経験を交えながら丁寧に解説していきます。

サーチコンソールで表示される主なエラーの種類

まず、サーチコンソールで表示されるエラーには、いくつかの種類があります。代表的なものを整理しておきましょう。

カバレッジに関するエラー

サーチコンソールの「カバレッジ」レポートには、Googleがあなたのサイトをクロールした結果が表示されます。ここで出るエラーは、主に以下のような種類があります。

  • 送信されたURLが見つかりませんでした(404):サイトマップに含まれているURLが実際には存在しない
  • 送信されたURLにnoindexタグが追加されています:インデックス登録を希望しているのに、ページ側でnoindex指定されている
  • リダイレクトエラー:リダイレクトの設定に問題がある
  • サーバーエラー(5xx):サーバー側で一時的または恒常的な障害が発生している
  • ソフト404:ページは表示されるが、内容が薄すぎてGoogleが「実質的に存在しないページ」と判断している

モバイルユーザビリティのエラー

スマートフォンでの表示に問題がある場合、以下のようなエラーが出ます。

  • テキストが小さすぎて読めない
  • クリック可能な要素同士が近すぎる
  • コンテンツの幅が画面の幅を超えている
  • ビューポートが設定されていない

Core Web Vitals(ウェブに関する主な指標)のエラー

ページの表示速度やユーザー体験に関する指標で、以下の3つが基準を満たしていないとエラーや「改善が必要」として表示されます。

  • LCP(Largest Contentful Paint):ページの主要コンテンツが表示されるまでの時間
  • FID(First Input Delay):ユーザーの最初の操作に対する応答時間
  • CLS(Cumulative Layout Shift):視覚的な安定性(レイアウトのズレ)

これらのエラーは、それぞれ原因も対処法も異なります。私がSEOセカンドオピニオンで相談を受ける際も、まずは「どのエラーが本当に対処すべきものか」を見極めることから始めています。

【エラー別】具体的な原因と対処法

ここからは、WordPressサイトで特によく見られるエラーについて、原因と対処法を具体的に解説していきます。

送信されたURLが見つかりませんでした(404エラー)

原因

このエラーは、サイトマップに含まれているURLが実際にはアクセスできない状態になっている時に発生します。WordPressでよくあるのは以下のケースです。

  • 記事を削除したのに、サイトマップに残ったまま
  • パーマリンク設定を変更したため、旧URLにアクセスできなくなった
  • カテゴリーやタグページが何らかの理由で存在しなくなった
  • プラグインが自動生成したページが削除された

対処法

①サイトマップから該当URLを削除する

XMLサイトマップを生成しているプラグイン(Yoast SEO、All in One SEO、XML Sitemap Generatorなど)の設定を見直し、削除済みのページが含まれないようにします。多くのプラグインは自動で更新されますが、キャッシュが残っている場合もあるので、手動で再生成するのも有効です。

②必要なページなら301リダイレクトを設定する

もしそのURLが過去に重要なページで、外部からのリンクがある場合は、新しいURLへ301リダイレクトを設定しましょう。WordPressなら「Redirection」などのプラグインで簡単に設定できます。

③Googleに再クロールを依頼する

対処が完了したら、サーチコンソールの「修正を検証」ボタンをクリックして、Googleに再確認してもらいます。

送信されたURLにnoindexタグが追加されています

原因

これは、サイトマップに登録しているページに対して、HTML内で「noindex」の指定がされている矛盾した状態です。WordPressでは以下の原因が多いです。

  • SEOプラグインで個別にnoindexを設定してしまった
  • WordPress設定の「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」にチェックが入っている
  • カテゴリーやタグページを一律noindexにしているのに、サイトマップには含まれている

対処法

①WordPress全体の設定を確認

「設定」→「表示設定」で「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」にチェックが入っていないか確認します。開発中のサイトでチェックを入れたまま本番公開してしまうケースは意外と多いです。

②SEOプラグインの設定を見直す

Yoast SEOやAll in One SEOなどで、該当ページのnoindex設定を解除します。または、そもそもインデックスさせたくないページであれば、サイトマップから除外する設定に変更します。

③方針を統一する

「このページはインデックスさせるのか、させないのか」を明確にして、サイトマップとnoindex設定の整合性を取ることが大切です。

リダイレクトエラー

原因

リダイレクトの設定ミスや、リダイレクトのループが発生している場合に出るエラーです。

  • A→B→A のようなリダイレクトループ
  • リダイレクトチェーンが長すぎる(A→B→C→D…)
  • .htaccessやプラグインの設定ミス
  • SSL化(https化)の設定が不完全

対処法

①リダイレクトチェーンを短縮する

リダイレクトは基本的に1回で完結させるのが理想です。A→B→Cとなっている場合は、AからCへ直接リダイレクトするように修正します。

②プラグインの設定を見直す

「Redirection」などのプラグインで設定した内容と、サーバー側の.htaccessの設定が競合していないか確認します。

③SSL設定を完全に行う

httpとhttpsが混在していると、リダイレクトエラーの原因になります。WordPressの一般設定でURLをhttpsに統一し、必要に応じて.htaccessでリダイレクト設定を追加します。

サーバーエラー(5xx)

原因

サーバー側で何らかの問題が発生している状態です。

  • サーバーのリソース不足(メモリ、CPU)
  • PHPのバージョンやプラグインの不具合
  • .htaccessの記述ミス
  • データベース接続エラー

対処法

①エラーログを確認する

レンタルサーバーの管理画面からエラーログを確認し、具体的な原因を特定します。

②プラグインやテーマを一時的に無効化

プラグインやテーマの不具合が原因の場合、FTP経由でプラグインフォルダ名を変更して無効化し、原因を特定します。

③サーバー環境の見直し

アクセス数に対してサーバースペックが不足している場合は、プランのアップグレードやキャッシュプラグインの導入を検討します。

ソフト404エラー

原因

ページ自体は表示されるものの、内容がほとんどない、または「該当する記事がありません」といったメッセージだけが表示されている状態です。Googleは「実質的に存在しないページ」と判断します。

  • 検索結果ページや空のカテゴリーページがインデックスされている
  • カスタム投稿タイプのアーカイブページに記事が1件もない
  • 内容の薄いページが大量生成されている

対処法

①該当ページにnoindexを設定する

コンテンツが薄く、今後も改善の予定がないページには、noindexを設定してインデックスから除外します。

②コンテンツを充実させる

カテゴリーページなどで価値を持たせたい場合は、説明文や関連コンテンツを追加して、ページとしての価値を高めます。

③404ステータスコードを返す

本来存在すべきでないページなら、正しく404を返すように設定します。

モバイルユーザビリティのエラー対処法

モバイルフレンドリーは、もはやSEOの必須要件です。ここでは、WordPressサイトで出やすいエラーの対処法を見ていきます。

テキストが小さすぎて読めない

対処法

テーマのCSSで、フォントサイズが小さすぎる箇所を修正します。最低でも16px以上が推奨されています。レスポンシブデザインのテーマを使っていても、カスタムCSSで上書きしている部分で問題が起きていることがあります。

クリック可能な要素同士が近すぎる

対処法

ボタンやリンクの間隔を広げます。特にスマホのナビゲーションメニューやSNSシェアボタンで発生しやすいので、CSSで余白(padding、margin)を調整します。

コンテンツの幅が画面の幅を超えている

対処法

画像や表が画面からはみ出している場合に発生します。WordPressのテーマ設定で「画像の最大幅を100%にする」設定を確認し、CSSで「max-width: 100%; height: auto;」を指定します。

ビューポートが設定されていない

対処法

HTMLの<head>内に、以下のメタタグを追加します。

<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1″>

最近のWordPressテーマでは標準で設定されていますが、古いテーマや自作テーマでは抜けていることがあります。

Core Web Vitalsのエラー対処法

Core Web Vitalsは、ページ体験を数値化した指標で、SEOのランキング要因にもなっています。それぞれの改善方法を見ていきましょう。

LCP(Largest Contentful Paint)の改善

LCPは、ページの主要コンテンツが表示されるまでの時間です。2.5秒以内が目標とされています。

対処法

  • 画像を最適化する:WebPフォーマットへの変換、画像圧縮プラグイン(EWWW Image Optimizerなど)の導入
  • 遅延読み込みを設定:ファーストビュー外の画像は遅延読み込み(lazy loading)を設定
  • サーバー応答時間を改善:高速なサーバーへの移行、PHPバージョンアップ
  • キャッシュプラグインを導入:WP Rocket、W3 Total Cacheなどでページをキャッシュ
  • CDNを利用する:CloudflareなどのCDNで静的ファイルを配信

FID(First Input Delay)の改善

FIDは、ユーザーが最初にページを操作した際の応答速度です。100ミリ秒以内が目標です。

対処法

  • JavaScriptの実行を最適化:不要なスクリプトを削除、必要なものは非同期読み込みに
  • サードパーティのスクリプトを見直す:広告タグや解析ツールが多すぎると遅延の原因に
  • プラグインを整理:使っていないプラグインを削除し、軽量なプラグインに置き換える

CLS(Cumulative Layout Shift)の改善

CLSは、ページ読み込み中にレイアウトがズレる量を示します。0.1以下が目標です。

対処法

  • 画像や動画にサイズ属性を指定:width・height属性を記述し、読み込み前にスペースを確保
  • Webフォントの読み込みを最適化:font-displayプロパティで制御
  • 広告枠のサイズを固定:動的に表示される広告が原因でズレることが多い
  • 遅延表示要素に注意:バナーやポップアップが突然表示されないように

エラー対処の優先順位の付け方

サーチコンソールでエラーが大量に表示されると、何から手を付けていいか分からなくなりますよね。私が相談を受ける際は、以下のような優先順位でアドバイスしています。

①サイト全体に影響するエラーを最優先

サーバーエラー(5xx)や、WordPress設定で全ページがnoindexになっているような致命的な問題は、最優先で対処します。これらは放置すると、サイト全体がインデックスから消える恐れがあります。

②重要なページのエラーを次に対処

トップページ、主力商品ページ、コンバージョンに直結するページなど、ビジネス上重要なページのエラーを優先します。404エラーでも、アクセスの多いページなら早急に対処すべきです。

③数が多いエラーをまとめて対処

同じ種類のエラーが大量に出ている場合、原因は共通していることが多いです。一度の修正で大量のエラーを解消できる可能性があります。

④影響の小さいエラーは後回し

過去の削除済みページの404エラーで、外部リンクもアクセスもないものは、優先度は低いです。時間があるときに対処すれば問題ありません。

実際、以前ある企業様から「サーチコンソールで1,000件以上のエラーが出ていて途方に暮れている」という相談がありました。詳しく見てみると、その9割は過去のキャンペーンページの404エラーで、すでに役割を終えたページでした。結果的に、本当に対処が必要だったのは50件程度。それも、リダイレクト設定とサイトマップの調整だけで解決できたんです。このように、エラーの「数」に惑わされず、「影響度」で判断することが大切です。

外注先の提案が妥当かどうか判断に困ったら

サーチコンソールのエラーが出ると、SEO会社から「早急に対処が必要です」「放置すると順位が落ちます」と言われて、焦って高額な契約をしてしまうケースがあります。もちろん、本当に緊急の対処が必要なこともありますが、実際には優先度の低いエラーで不安を煽られているケースも少なくありません。

私がSEOセカンドオピニオンで相談を受けた中でも、「SEO会社から”サイト全体の改修が必要”と言われて300万円の見積もりが出たが、本当に必要か?」といった相談は多くあります。その多くは、実際に見てみると一部の修正だけで済むことがほとんどです。

高額な契約を結ぶ前に、まずは専門家にセカンドオピニオンを求めることをおすすめします。私のサービスでは、月額30,000円でチャット相談し放題という形で、日々のちょっとした疑問から、外注先の提案内容の妥当性チェックまで、気軽にご相談いただけます。「今の提案が本当に正しいのか分からない」「自分で対処できる範囲なのか知りたい」といった、判断材料がほしい場面でこそ、活用していただければと思います。

エラー対処後の確認と検証

エラーの対処が完了したら、必ずサーチコンソール上で「修正を検証」を実行しましょう。Googleが再クロールして、エラーが解消されたかを確認してくれます。

検証の流れ

  1. サーチコンソールの該当するレポート(カバレッジ、モバイルユーザビリティなど)を開く
  2. エラーの詳細ページで「修正を検証」ボタンをクリック
  3. 検証には数日から数週間かかることがある
  4. 「合格」と表示されれば完了

再発防止のために

エラーを対処したら、同じ問題が再発しないように、運用フローを見直すことも大切です。

  • 記事を削除する際は、必要に応じてリダイレクト設定も行う
  • プラグイン更新時は、事前にバックアップとテスト環境での確認を行う
  • 定期的にサーチコンソールをチェックする習慣をつける
  • サイトマップ生成プラグインの設定を定期的に見直す

まとめ:サーチコンソールのエラーは冷静に対処しよう

サーチコンソールのエラーは、確かに放置すべきではありませんが、すべてが緊急対応を要するものではありません。エラーの種類を正しく理解し、影響度に応じて優先順位をつけて対処していくことが大切です。

WordPressサイトでよく発生する404エラー、noindexの矛盾、リダイレクトエラー、サーバーエラー、ソフト404については、原因さえ分かれば対処は決して難しくありません。また、モバイルユーザビリティやCore Web Vitalsの改善も、一つずつ取り組んでいけば着実に改善できます。

ただし、「この対処法が本当に正しいのか」「外注先の提案が妥当なのか」と迷ったときには、ぜひ専門家の意見を聞いてみてください。高額な契約を結ぶ前に、まずは気軽に相談できる専門家を持っておくことが、無駄なコストを防ぎ、正しい判断をするための近道です。

私のSEOセカンドオピニオンでは、日々のSEOに関するあらゆる疑問や判断に、チャットでいつでもお答えしています。「これって対処すべき?」「この見積もり、妥当?」といった、ちょっとした判断材料がほしいときにこそ、活用していただければ嬉しいです。

サーチコンソールのエラーに振り回されず、冷静に、そして適切に対処していきましょう。この記事が、あなたのサイト運営の一助となれば幸いです。

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